平成最後の年末 その15
はてさて。
みなさん。
わたし、更新なまけすぎですね。。
すみません。。。
書きますから!ちゃんと!!!
と、いうわけで。
はい。
12/24〜29まで、限界集落の研究のために、6日間の集落めぐりをしていたひかるくんとわたし。
その5日目、28日の夜から。
旅の途中に出会ったお兄さん、翔太郎さんの家に、たまたま泊まることになったわたしたち。
それも、2人で。
しかもしかも、布団並べて。
(あぁ、今日はどんな感じになるのやら…うぅ…心臓もたんよ…)
そう思いながらもぞもぞしていると
ひかるくん「電気消しますね〜」
はっ
わたし「う、うん!!」
ね
ね
寝れねぇ!!!!!!!涙
と、真っ暗な部屋でひとりドキドキしていたわたし。
しばしの沈黙。
ひかるくん「…さくらさん、もう、寝ちゃいますか?眠いですか?」
わたし「ん、そうでも…ないよ」
ひかるくん「じゃあちょっとだけ、お話ししませんか?もう、今日で最後だし…」
わたし「え、うん、そうだね…(なにこれめっちゃ嬉しい)」
ひかるくん「本当に5日間くらい、ありがとうございました。すごい楽しかったです。」
わたし「そうだねぇ〜、わたしもだよ。めちゃくちゃ楽しかったよ。明日帰るの、やだな…」
ひかるくん「そうですね〜僕も…」
僕も…?!?!?!
と、突っ込みたい気持ちを抑えまして
わたし「ねぇね、改めて聞くけどさ、なんでこういう活動に興味あるの?」
ひかるくん「うーん、そうだなぁ…僕はね…」
その後
ひかるくんのこれまでのこと
高校生活のこと
大事にしたいもの
たくさんたくさん話してくれて。
とにかくとにかく
心のあったかい子なんだなぁと思ったり
これからのこの国の問題になるであろうこととか
解決したい社会課題とか
そういう視点がひたすら似てたりとか
でも原点には
「誰かが喜ぶように」と「悲しむ人が少なくなるように」があって
もう
(好きだ………)
って思ってしまった。笑
で。
わたしも、話してみたんです。
わたし「わたしはね、自分の出身地が本当に田舎だから、ここはなくなるんだろうなとか、みんな寂しそうだなとか、そういうのを目の当たりにしてきたの。でもそれを解決しようとする大人って、いるようでいなくて。
勉強すればするほど、今ある地方創生の動きだけじゃ、ダメな気がしてて。
でもそうこうしてるうちに自分も大人になってた。
だから、自分は、目を逸らしちゃダメだ、諦めちゃダメだ。
自分がしなかったら、たぶん誰もしてくれないんだ。
そう思って…」
と、めちゃくちゃまじめに語ってたら
なんか、気づいたら、泣いていた。笑
だって
わたしがこういうこと言ったら、
いつも
「さくらはよく考えててすごいね」
って言われたり
「これからの日本に必要なことだよね」
「頑張ってね」
って言われたり
それくらいだったから。
こんなことを真正面から聞いてくれて
否定もしないで
距離も置かないで
共感もしてくれて
それでいて
「一緒に頑張りましょうね」って同じ熱量で言ってくれる人がいるなんて。
うれしいなぁ…
すごいなぁ…
って思ってたら
泣いていました、わたし。笑
わたし「あ、ごめん、なんか、泣けてきた。ごめん!!!」
ひかるくん「えっ!!!なんで!!!!」
わたし「や、全然悲しいとかじゃないんだよ!なんか、こんなことを同じ気持ちで聞いてくれる人がいて嬉しいなぁと思ってたら…泣けてきちゃった!ごめん!あはは、なんでだろ!」
ひかるくん「えぇ…!ちょっとまって…」
わたし「…?」
何かごそごそと荷物を探るひかるくん。
何だろ?と思っていると
ひかるくん「はい、ハンカチ。涙拭いて。」
え
なに
もう
好きなんですけど…
なになになに…!
どうしよう
これはもう
告白したい…!!!!
完全にそう思ってしまった私であった。
続く。