平成最後の年末 その10
12/24〜29まで、限界集落の研究のために、6日間の集落めぐりをしていたひかるくんとわたし。
今日は、その4日目から。
何のツテもない離島に降り立ち、なんとかたどり着いた宿は一軒家。
そこでひかるくんと2人きりで過ごしてしまいまして…
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ピピピ
ピピピ
私の携帯のアラームが鳴りました。
私「ん〜ん・・・」
ひかるくん「起きますか?」
ちらっと横を見るとひかるくんはもう布団にはいなくて、起きているみたいでした。
私「うーん、もう5分・・・」
ひかるくん「もう5分ですね、また起こしますよ」
私「ありがと・・・」
(うお〜〜、なんだこりゃ、しあわせか〜〜〜!!!!!)
と、二度寝をしたくらいにして。
5分後に起こしてくれたひかるくん。
なんか、パソコン開いて作業してました。笑
私「えー、なにしてるの!?朝からすごいなぁ」
ひかるくん「あ、えっと。本書いてるんですよ」
・・・!?
どういうこと!?!笑
色々聞いたら、高校生活のまとめを本に書くということをしているらしい。
出版したら買うわね。笑
で。
起きて準備して、資料館に行ったり、外をプラプラ歩いたりした後、前日お世話になった方にお礼も兼ねて、その日もごはんを食べに行きました。(予約しといた)
お姉さん「え、美鈴ちゃん、来なかったんだ?」
(※前日に宿にきてくれるはずだった大学生)
わたし「そうなんですよ〜」
お姉さん「うーん、忙しかったのかな…?・・・あ!」
わたし・ひかるくん「?」
と、そこに、女の子が現れました。
そして叫ばれました。
「わ!うわさの!!!」と。
…誰???
お姉さん「美鈴ちゃん!」
わたし・ひかるくん 「…あー!!!!」
美鈴ちゃん「昨日は行けなくてすみませんー!」
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島に住んでる大学生、美鈴ちゃん。
彼女と色々とお話をしていて、もう少し知りたいな〜とか、会いたいな〜って思う人が浮かんで来た、その時、ふとこう聞かれました。
美鈴ちゃん「今日はもう帰るんですか?」
わたし「うーんと…(もう少し居たいけど、そんな図々しいことは言えない…!)」
ちらっ、とひかるくんの方を見ると、
ひかるくんも何となく、(あわよくば…!でも…!)みたいな顔。笑
美鈴ちゃん「今日、わたしの先輩たちが研修センター(※わたしたちがその日泊まったところ)に泊まるんですって!すごい気さくな人たちだから、もしかしたら一緒に泊まってもいいって言うかもですよ!聞いてみます?」
とのこと。
まって、何?神様?
わたし・ひかるくん「ぜ、ぜひ!!!!!!」
というわけで。
もう一泊できることになりました。
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わたし「どうやって寝ようかね…?何人くるの?」
研修センターに着き、美鈴ちゃんとひかるくんと部屋割りの相談。
美鈴ちゃん「3人です!でも、あの人たち夜更かしすると思うし、一階の方がいいかも…」
わたし「わかった、お布団持ってきておこうか」
二階にお布団を取りに行って、ひかるくんと二人で今日はどこに寝よか?という話になりまして。
二階は、10畳くらいありそうな広い広い和室と、3畳もないくらいの小部屋が1つ。
ひかるくん「大きい部屋は寒そうですよね…あっち(小部屋)にします?」
わたし「そうだね…」
って
おいおい
寝るとき、めっちゃ近いやないかい!!!!!!!!!
…という動揺は抑えつつ。
お布団を一階と小部屋にそれぞれ運んだ私たち。
(あー…穏やかじゃないわ…)
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夜は、美鈴ちゃんと、美鈴ちゃんの先輩の大学院生ちゃんたち(島の研究してるらしい)と、わたしとひかるくんのみんなで研修センターで鍋作って食べました。笑
その大学院生たちが、
まーーーーーーー、喋ること喋ること。笑
女のわたしでもなかなか突っ込まないくらい。
ひかるくんはにこにこして聞いてた。(なんていい子なんだ笑)
23時を超えたころ、ひかるくんがとうとう眠たそうになり、
わたし「ね、あの、ひかるくんお風呂、入ったら?」
と声をかけました。笑
ひかるくん「はい、じゃあ…」
と、ちょっとホッとしたようだったひかるくん。
その後わたしもすぐにお風呂に入って、みんなに挨拶をして、二階のほうに。
28歳にオールはきついんだよ、、、涙
て、いうか。
あの狭い部屋に、どうやって寝るんだ…!!!
うー!!!!!!
と、ドキドキしながら小部屋の襖を開けたわたし。
ひかるくん「あ、ごめんなさい、勝手に布団ひいちゃいました、、、あっためようと思って」
一階かどっかから電気ストーブを持ってきたのか、部屋の真ん中にストーブを置いて、その先に布団がふたつ並んでいました。
ならんでる…
ていうか…
くっついてる…!!!!!!!!!
待て待て動揺するな。
意識したらただの変態おばちゃんだ。。
と、自分に言い聞かせるわたし。
わたし「あ、ありがとうね〜。」
さてどうしよう?もう、寝るのか?な?
何してても落ち着かないし、もう布団入っちゃおうかな…??
と、布団に真っ先にもぐりこんだわたし。
ふーーー。
思い出すだけでも恥ずかしいわー!!!笑
さて、続きは、また!