平成最後の年末 その9
12/24〜29まで、限界集落の研究のために、6日間の集落めぐりをしていたひかるくんとわたし。
今日は、その3日目の夜から。
何のツテもない離島に降り立ち、なんとか宿にありついたはいいものの
そこは一軒家。
他には誰もいません。
広い家に、私とひかるくんの2人きり。
ワオ…
どうしよう…
しかも、なんと
同じ部屋で寝るらしい…!!!!
死にそう…!!!!
という気持ちは抑えて。
私「美鈴ちゃんって子、来るんだよね?その前にお風呂入ったり、お布団ひいちゃわない?」
と、冷静を装って言いました。
ていうか、何かしてないと、ソワソワしてダメだった。笑
ひかるくんが率先してお布団を運んでくれたので、私はほぼ何もしませんでしたけど。
優しすぎかよ。。好きだ。。
お風呂入って、2人ともすっきりして、居間みたいなところにこたつがあったので、2人でそこに座って美鈴ちゃんを待つことに。
ひかるくんは何やらパソコン開いて作業を始めた。
その隣であったかいお茶沸かして飲むワイ。
私「お茶いれたけど、ひかるくんも、飲む?
」
ひかるくん「あ、はい。ありがとうございます」
なんだ、この幸せは…
死ぬ…
と、ほっこりしてたら
ひかるくん「いや、まじで、どうなることかと思いましたけど…なんとかなりましたね。よかった。」
私「いや、本当にそれだよ〜」
ひかるくん「あ、そうだ、この資料みて欲しいんですよ、さくらさんに」
私「どれどれ」
なんかこんな感じで何時間か過ごしていたんです、が。
気づくと、0時を過ぎていて。
私「美鈴ちゃんって子…こないね」
ひかるくん「そうですね、もう遅いし…もしかしたら来ないですかね」
私「そうかもねぇ…」
ひかるくん「うーん…寝ますか?」
わ
わあ
私「んー、、そうだね、、寝よっか、、」
やべぇ
どうしよう
落ち着け私。
.
.
.
ひかるくん「電気消しますね」
私「うん」
カチッ
真っ暗。
並べた布団。
となりにひかるくん。
やっっっば。なにこれ。
私、普段、布団に入ると2秒で寝れるんですけどね
無理でしたわ。笑
うーん。。。
ひかるくんは、何やらもぞもぞしてます。
私「…寝た?」
ひかるくん「いや…僕、寝付き悪くて」
私「そっか…なんか、話す?」
ひかるくん「そうですね。でも、さくらさん、眠くないんですか?」
私「(優しい…!)大丈夫だよ」
ひかるくん「じゃあ…」
そんな感じで、ずーっと色々お話ししていました。
やさしくてあたたかくて幸せな時間すぎた…
しかし、わたしは、寝落ちしてしまった…笑
さて、長かった1日も終わり。
次の日に、続く。